その④ キャリア支援とは何か

2018年度からキャリア支援委員会に就任しております。その仕事の中に「学内インターン対策」があります。これから積極的に関わっていく仕事なのですが、少し気になることがあります。それはインターンへ向かう学生への説明が「履歴書は手書き」「文字に人柄が表れる」「誤字は全部書き直し」「印鑑は始めに押す」といった「日本的な就活スタイル」なのです。僕だけではなく、多くの研究者が「就活」になじめずに大学院を目指したのではないでしょうか。つまり自分がなじめなかったものを「重要なこと」として学生に説明しなければいけません。

そこで発想を転換し、「キャリア教育とは何か」ということを考え始めました。悩みに悩み、仲間に呼びかけたところ、問題意識を共有してもらえたので、しばらく勉強が続きそうです。

「日本的な就活」は批判のやり玉に挙げられます。僕はこの機会を得て、安全圏から批判するだけの立場から問題の渦中に巻き込まれることになりました。すでにいろいろと気づきがあります。「キャリア支援」を「就活支援」と捉え直せば、今もっとも「失敗のない方法」を選択せざるを得ないのです。そこで、就活で「正解」とされる「手書き履歴書」を推奨する立場が生まれてくることになります。もちろん、距離を取って眺めれば「学生に無用な負担を強いること」です。ですがあえてそれに逆らうことをアジっても、渦中の学生に迷惑がかかるだけです。

この問題は考えれば考えるほど大きいです。「関わらないまま批判だけする」というのがもっとも楽なのですが、事ここに至っては仕方ありません。

というわけで「キャリア教育を学ぶこと」と、「学びをキャリア支援委員会で活かすこと」が喫緊の課題となります。見方を変えると「学内のキャリア支援に影響を与えられる立場」に身を置いたわけですので、ここを利用していきたいと思います。

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