研究・業務のシナジー


あれこれと学内業務が入ってきます。ありがたいことに、仕切らせていただくことが多いです。役職はヒラですが、実質的に任されている委員会もあるため、仕事がどうしても多くなりますが、自分を中心に計画を練ることができるというのも楽しいものです。

何度か書いているように、「シナジー」を起こすことが重要です。

数年前に話題になった千葉雅也氏の『勉強の哲学』でもっとも感銘を受けたのが「Evernote」でした。ノートアプリですが、メモをストックしておけるため、時々そのノートどうしがシナジーを起こします。そうすると、本来は関係ないと思われていた仕事同士が関連していきます。仕事以外にも、趣味や日常など、意外なものがつながっていきます。

このシナジーはおそらくテクノロジーによってもたらされた現象です。すべてをパソコンやスマホを起点にしているため、情報が集約しやすいのです。そのため、そこを母体としてさまざまなものがシナジーを起こしていくことになります。Everoteはそれを可能とするアプリですし、もっといえばiPhoneをうまく使うことで、さらに様々なものが関連しあっていきます。

現在考えているのは、学内業務と研究のシナジーです。少しデザインができつつありますが、もう一歩といったところでしょうか。そのため、仕事を任せてもらえる状況がありがたいです。研究や教育に関連するように業務を微調整できますからね。

ということで今からまた会議です。シナジーが起きるでしょうか……